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祖師ヶ谷大蔵に大阪風たこ焼き店「たこっぺ」-地元客の声受け再オープン

「たこ焼き たこっぺ」の店頭

「たこ焼き たこっぺ」の店頭

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 祖師谷みなみ商店街に11月18日、「たこ焼き たこっぺ」(世田谷区砧8、TEL 03-3415-7039)がオープンした。店舗面積は約5坪。

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 同店は2008年7月~2011年1月、たこ焼き「ZERO」として営業していたが、店長の鈎(まがり)さんが世界一周の旅に出るため閉店。その後、メロンパン店が出店していた。メロンパン店の閉店と鈎さんの帰国が重なった折り、閉店前に受け取ったカードや旅行中に受け取った常連客からの「帰ってきたら、また営業してね」というメールに後押しされ、帰国とともに再オープンした。店名の変更について鈎さんは「ZEROの時から、お客さんからは『たこっぺ』と呼ばれていたので、今回は店名を『たこっぺ』にした(笑)」と話す。

 「あほや」(大阪府箕面市)で修業したという鈎さんが作るたこ焼きは明石焼きに近く、だしの利いた大型のたこ焼き。生地は機械に任せずに手作業でかき混ぜ、ざるで漉(こ)してなめらかな口当たりに仕上げている。

 商品は、たこ焼き(7個入り=380円、10個入り=530円)のほか、オリジナルの「たこっぺ焼き」(300円)と「たこせん」(150円)も。「たこっぺ焼き」は卵とチーズとたこ焼きを「イカ焼き器」でつぶして焼いたもの。「たこせん」はえびせんべいにソースとマヨネーズをかけたたこ焼きを挟んだもので、若者や子ども客に「好評」だという。

 客から「戻ってきてくれてありがとう」と声を掛けられることもあるといい、「こだわりのだしの風味が自慢のたこ焼きなので、ぜひ一度ソースをかけずに『素焼き』でも味わってほしい」とも。

 営業時間は11時30分~22時。月曜定休。

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