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二子玉川に通販婦人靴「フィットフィット」実店舗-外反母趾の木型使用

林恵子社長と夫の浜潤一さん

林恵子社長と夫の浜潤一さん

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 通販ブランドの婦人靴「フィットフィット」は12月6日、直営実店舗「fitfit(フィットフィット)二子玉川店」(世田谷区玉川2、TEL 03-5797-5523)を二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ2階にオープンした。

広々としたフィッティング・スペース

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 同ブランドを製造・販売するのは「fitfit」(目黒区)。同社は婦人服通販会社「DoCLASSE(ドゥクラッセ)」のグループ会社で、昨年3月に同通販カタログでの販売を開始した。現在、同通販カタログの登録会員数は約80万人で主に40代以上の女性を対象としているが、同靴のコンセプトは「機能もデザインも両立した靴」であることから、ターゲットを活動量の多い子育て中の30代女性へも拡大。販売直後からの「靴は実際に履いて試したい」という顧客の声に応え、今年3月に実店舗展開に踏み切り、1号店「fitfit日比谷シャンテ店」を開店した。二子玉川店は10店舗目。同社は今後3年間で35店舗の出店を計画している。

 同社社長で同ブランドの開発者でもある林恵子さんは、自身も長年外反母趾(ぼし)に悩み続けてきた。同じ悩みを持つ友人らの声も受けて「人間工学に基づいた靴作りに定評があるメーカー」と提携し「足への負担が少なく、大人がおしゃれを楽しめる靴」を誕生させたという。林さんの足を「実験台」に試作を重ねた木型は、靴のセンターラインを親指寄りにすることで足指周りにゆとりをつくり、親指を真っすぐに伸ばせるフォルムが特徴。ほかに前足部からかかとまでを一体成型したクッション内蔵のソールや、見た目の美しさを意識し「細身に見える」デザインなどにも「徹底してこだわっている」と話す。

 売り場面積約18坪の同店は、約1300ピースの靴の収納・陳列が可能で大きな鏡を備えた棚を壁面に採用。在庫をバックヤードではなく店内に置くことで、1デザインにつき3~4色のカラーバリエーションと8サイズ展開の商品の中から客が自由に商品を選び取り、店内中央にある広いソファに座って試着できるスタイルにした。

 開店当日は、「J style lab」代表でパーソナルスタイリストを務める夫の浜潤一さんと共に来場した林社長。自身のショッピング拠点でもあるという二子玉川で「美しく年を重ねている皆さまに足元からますますおしゃれにかっこよく輝いてもらい、日本を元気にしていけたら」と話した。

 営業時間は10時~21時。

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