二子玉川・高架下「路傍のバラ」が満開に-周辺住民ら花壇を手入れ

見頃を迎えたバラ

見頃を迎えたバラ

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 東急田園都市線二子玉川駅近くの高架下の通り沿いにある花壇で現在、バラが満開で見頃を迎えている。

丸和不動産(手前)から見た花壇(右奥)

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 場所は玉川高島屋S・C「マロニエコート」(玉川2)裏で、高架化された田園都市線に沿う細い通り。約30メートルにわたって樹木が植えられており、中でも約10本のバラは同じ色のものがなく種類もさまざまで特に見応えがあり、道行く人の目を楽しませている。

 この花壇前で「丸和不動産」(玉川2)を営む松岡社長によると、花壇は約10年前から周辺のマンション住民らが自発的に始めたもの。雑草抜きや枝の剪定(せんてい)、水やりなど、毎日早朝から当番制で手入れを行っており、引っ越した後も通って来るメンバーもいるという。

 「知る人ぞ知る」バラ花壇で、鉄道車両や架線を背景に撮影する写真愛好家の姿や近隣の幼稚園の送迎で通り過ぎる親子が「きれいね」と足を止めて愛(め)でる姿も見られている。

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