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多摩川のW花火大会に67万人-有料席ほぼ完売、大会後の清掃活動も盛んに

混雑する二子玉川の駅前通り(23日18時=開催1時間前)

混雑する二子玉川の駅前通り(23日18時=開催1時間前)

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 8月23日に同時開催された世田谷区主催「第36回たまがわ花火大会」(世田谷区鎌田)と川崎市主催「川崎市制90周年記念 第73回多摩川花火大会」(川崎市高津区諏訪)の来場者数が世田谷側約38万人、川崎側約29万2000人の計67万2000人であることが明らかになった。

開催翌日の一斉清掃活動「多摩川クリーン作戦」の様子(24日9時)

 同地での花火大会は1994年以降、二子玉川駅付近の二子橋を基点に世田谷区側と川崎市側で同時開催されている。昨年の来場者数は世田谷区=37万6000人、川崎市=28万人の計65万6000人で、今年は対前年比102パーセントとなった。

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 世田谷の「たまがわ花火大会」は、地元団体主導で灯籠流しや盆踊りなどを企画する夏の行事だったが次第に観客が増加し、さまざまな取り組みを実施しながら区民参加型のイベントに成長。2007年から有料協賛席制を導入し、区内の法人や地元商店街、自治会や「おやじの会」などが参加する夜店の出店制となった。昨年同様、「テーブル席」(3万円)、「シート席」(1万2,000円)、「イス席」(4,000円)など、いずれも全席が完売した。

 世田谷の今年のテーマは「夢 ~世田谷の空に希望の華を~」。毎年恒例「8号玉100連発」「10号尺玉」のほか、同会場の地形をフル活用した「ソリッドシステム(3D配置)」を駆使し「全国的にも非常に珍しい」立体ワイドスターマインをデジタル点火技術が織り成す花火を演出した。また、6年後の東京オリンピックへの「応援賛歌」として、オリンピック開催国「ロンドン(イギリス、2012年)」「リオデジャネイロ(ブラジル、2016年)」「2020年東京(日本)」の国旗の色を花火で表現してリレーでつなぎ、ラストは夜空を5色のオリンピックカラーに染めた。

 フィナーレの「8号100連発」は銀冠(ぎんかむろ)菊。夜空を銀色に埋め尽くした今年の花火玉には、会場近隣の二子玉川小学校、砧小学校、明正小学校、砧南小学校、喜多見小学校の子どもたち430人が書いた「夢(め)ッセージ」が貼り付けられており、「一人ひとりの夢が、きっとかないますように」との思いを込めて打ち上げられたという。

 川崎市が昨年4月に新設した「世田谷区立二子玉川公園」(玉川1)内の「上野毛会場」の来場者は約6万2000人。同公園内の眺望広場の有料観覧席約700席は完売した。当日、同園内は安全確保と環境保全のため一部のエリアを除き施設使用が制限されており、7月末で開店1周年を迎えた「スターバックスコーヒー 二子玉川公園店」も休業した。

 花火大会翌日は、河川敷など周辺一斉清掃活動「多摩川クリーン作戦」を朝8時から開催。兵庫橋や宇奈根会場など3カ所の受付会場で、地域住民や地元企業、学生などの人幅広い年齢層の約1300人が参加。手袋、ゴミ袋、はさみの支給を受け、清掃を行った。

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