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成城大生がミス・インターナショナル日本代表2位に-海とスポーツ好きの20歳

松田梨奈さん・成城の銀杏並木をバックに

松田梨奈さん・成城の銀杏並木をバックに

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 成城大学(世田谷区成城6)2年生の松田梨奈さんが11月4日、「2015ミス・インターナショナル日本代表選出大会」で2位に選出された。

2015ミス・インターナショナル日本代表選出大会で表彰された松田さん

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 ミス・インターナショナル(Miss International Beauty Pageant)は、1960年に米国カリフォルニア州で始まったミスコンテスト。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ「世界3大ミス・コンテスト」の一つに数えられる。主催は国際文化協会(渋谷区)。日本代表の応募資格は日本国籍を有する満18歳~24歳の未婚女性(今年11月末日時点)で、「健康で明朗な知性と品性を伴った方」。

 着物審査、水着審査、ドレス審査を経てファイナリスト10人を選出した後、日本代表1人、準日本代表(2位~4位)3人を選出する。入賞者は年間を通して国内外のさまざまなイベントに参加し、日本代表は来年度開催の65カ国以上の代表が集結する世界大会に出場し、日本の素晴らしさを世界に向けて発信する「美の親善大使」 としても活動する。同大学からは近年、宮坂絵美里さんが2008年ミス・インターナショナル3位と2009年のミス・ユニバース日本代表に選ばれている。

 松田さんは高校から同学園生で、現在は社会イノベーション学部心理社会学科の2年に在籍する。母親もコンパニオンの仕事をしていたことから、「小さいころから自分も大きくなったら同じ仕事に就きたいという憧れがあった」と話す。コンテストの初出場は今年6月、「パラオ親善大使」で2位に選出された。同校主催のミスコンへ参加したことはないという。同大会の多くの候補者は芸能・モデル事務所などに所属するなか、松田さんは無所属でウオーキングやスピーチの練習を重ねてきた。

 今回、日本代表選出大会で2位に入賞したことについて、「ファイナリストに入ることが目標だった。最終的に2位に選ばれたことはとてもうれしい。応援してくれた家族や友人に感謝している」と松田さん。これから1年間、「いろいろな出会いや経験ができるので、たくさんの事を吸収して自分自身を磨いていきたい」と抱負を語る。

 松田さんは保育園でのアルバイト経験があり「子どもが大好き」。自分自身が関わって貧しい国の子どもたちのための基金支援やチャリティーイベントのお手伝いをする機会を得たことを喜ぶ。ミス・インターナショナルの活動と学業との両立については「スポーツや海が大好きで、小学校の時から皆勤賞なので大丈夫。がんばって登校します」と自信を見せる。

 成城の街について「四季の感じられる街並みが好き。春の桜並木、今の時期のイチョウの黄色も素晴らしい。学内では8号館のテラスが季節を感じられて好きな場所」と松田さん。将来の目標は「世界で活躍するファッションモデル」と明かし、「今後の活動はFacebookなどでも伝えていきたい」と応援を呼びかける。

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