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二子玉川緑地で初の「世田谷子ども駅伝」大会-たすきで「絆」つなぐ

保坂区長(左)の合図で一斉スタート

保坂区長(左)の合図で一斉スタート

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 二子玉川緑地運動場で12月18日、「世田谷子ども駅伝」大会が初めて開催された。主催は世田谷区、世田谷区教育委員会、世田谷区スポーツ振興財団。

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 区内在住または在学の小学5・6年生と中学1・2年生が対象となる同大会。毎年11月に開催される「世田谷246ハーフマラソン」が浸透し、区内に複数の「箱根駅伝」出場大学を擁する「スポーツの世田谷」ならではの取り組みとして企画された。

 指定のコースで小学5・6年生は1キロ、中学1・2年生は2キロの区間を走る。実施種目は「小・中学生の部」合計16キロ(小=8人 中=4人の合同チーム)と「中学1・2年生の部」合計14キロ(7人)。

 晴天に恵まれ、くっきりとした富士山の姿形を望みながらの当日。「小・中学生の部」は男女23チーム、「中学生の部」は男女30チームが出場。スタートの合図は、「小・中学生の部」が保坂展人世田谷区長、中学生の部が若井田正文教育長が行い、大会アンバサダーの元マラソン選手・谷口浩美さんが第1区をにこやかに伴走した。

 優勝は、「ようがの学び舎男子A」(小中学生・男子=57分36秒)、「ようがの学び舎女子A」(小中学生・女子=1時間54秒)と、「東京農大1中」(中学・男子=50分7秒)、「千歳中学陸上部」(中学・女子=54分45秒)。

 小中学生・男子の部で優勝した「ようがの学び舎男子A」は、「We love Yoga」を掲げる用賀小学校・京西小学校・用賀中学校のバスケットと陸上部による混成チーム。中村一裕監督は「学校も学年も合同のチームで、いろいろな意味で交流があり刺激を受けることができた。地域の9年間教育という視点からも互いの絆が生まれた」と話す。用賀中学2年のメンバー4人は「僕たちは出場できないが、来年も後輩たちがきっと優勝してくれると思います」と喜びを明かした。

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