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二子玉川の「玉電と郷土の歴史館」館長がラジオ番組に出演-砧線跡を紹介

手製の砧線探索マップで説明する大塚さん(館内)

手製の砧線探索マップで説明する大塚さん(館内)

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 「玉電と郷土の歴史館」(世田谷区玉川3、TEL 080-1227-6158)を開いた元そば店「大勝庵」店主が3月16日、ラジオ日本「斉藤雪乃のイチバンセン!」に出演し、東急砧線跡について話す。

同館入り口

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 一昨年12月10日にそば店廃業後の店内を改造して開館した同館は、館内に1969(昭和44)年に廃線となった路面電車玉川線の支線である砧線車両の運転台71形や多数の列車部品など、元同店店主で館長を務める大塚勝利さんがこれまでに収集した二子玉川の郷土資料を併せて展示し一般開放している。

 開館後、現在では1日平均4~5人の来館があり、「多くの出会いとつながりがあった」と話す大塚さん。大塚さんが出演したテレビ番組がきっかけで、昨年12月には東急電鉄の旧駅長服、東急東横線で使用された行き先表示版、駅長が所持していたというアルバムなど、貴重な資料約500点の寄贈も受け、収蔵品はさらに充実した。大塚さんは週に4日、この駅長服と制帽を着用し、手製の砧線吉沢駅をモチーフとした来場記念スタンプを押した同館パンフレットを手に「お宝」の数々と二子玉川の郷土史について来館者へ説明をしている。

 今回大塚さんがラジオ出演するのは同番組の3月2日・9日・16日の3回。同番組のパーソナリティーを務める斉藤さんと共に、砧線の廃線跡2.2キロを実際に巡りながら各所のエピソードを3回にわたって紹介する。最終回の16日は、1940(昭和15)年から2年間だけ存在し「幻の駅」といわれる「伊勢宮河原駅」付近から終着駅・二子玉川までをたどる。「伊勢宮河原駅」は大塚さんが「第一発見者」と自任し「特に思い入れのある駅」だという。同館では、番組でも使用した大塚さん手書きの「砧線探索マップ」のコピーを配布している。

 番組の放送時間は24時~24時30分で大塚さんの出演時間はうち5分間ほど。

 同館の開館日は火曜・木曜・土曜・日曜。開館時間は10時~15時(休憩12時~12時30分)。入館無料。

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