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玉川高島屋S・Cのスターバックス再開へ-初の改装で焙煎豆ギャラリー新設

「スターバックスコーヒー 玉川高島屋S・C店」メーンカウンター

「スターバックスコーヒー 玉川高島屋S・C店」メーンカウンター

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 5月26日より全面改装で休業していた「スターバックスコーヒー玉川高島屋S・C店」(世田谷区玉川3、TEL 03-5797-3121)が7月15日、営業を再開する。

「コーヒーギャラリー」内のカウンター

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 2003年に同S・C南館7階にオープンした同店は店舗面積126坪で、全国の約1040店舗の中でも「最大級の広さ」(スターバックスコーヒージャパン広報部 小俣行正さん)。開店以来の「全面的改装」では、内装は古木材風にアレンジした木材をベースに落ち着いた雰囲気にまとめた。席数は店内189席、テラス20席で、リニューアル前とほぼ同じだが、「さまざまな使い方のできる場所『Coffee Square』」をコンセプトとして、「コーヒーギャラリー」「バザール」「木陰」「広場」「テラス」「トドラーズパーク」の6つの空間に区切る。

 同店は「ファミリー層が多いことも特徴の一つ」と小俣さん。改装前から多くの乳幼児連れの親子でにぎわっていた「トドラーズパーク」は、リニューアル後は約半分のスペースに23席を用意。多摩川や公園の遊具から着想したディスプレーで、自然光が差し込む明るい空間に仕上げた。

 今回のリニューアルの「目玉の一つ」は、入り口すぐの場所に設けられた「コーヒーギャラリー」。昨年7月に閉店した同S・C地下1階のコーヒー豆量り売りとコーヒー関連器具販売に特化した「スターバックス ホールビーンストア」の機能を備える。世界中から集められた希少なコーヒー豆を取り扱う同ギャラリー内にはカウンター12席をしつらえ、「ブラックエプロンバリスタ」との会話を楽しみながらコーヒーマシン「クローバー(clover)」で抽出する「香り高いコーヒー」を飲むことができる。メニューは約2カ月ごとに入れ替え、常時4種類を提供。同店バリスタによる15日からの「おすすめ」は、農園の閉園により収穫が停止になる「ザンビア ピーベリー テラノバ エステート(ZAMBIA PEABERRY TERRANOVA ESTATE)」(ホット・アイスコーヒー=各350ミリリットル・620円、焙煎(ばいせん)豆=226グラム・2,290円)。

 フードメニューは「オレンジのシブースト」(520円)、「レモンシフォンケーキ」(480円)、「フルーツロールケーキ」「クッキー&クリームチーズケーキ」(以上500円)などデザート7種を一新したほか、チャパタを使ったサンド2種「ハム&マリボーチーズ」「クロックマダム」(以上550円)の新メニューも登場(価格は全て税別)。

 オープンに先駆け、14日には内覧会が行われ、同店の前には11時のオープンを待つ長い列ができた。

 営業時間は10時~23時。

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