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ドンク主催「推しパンGP」、二子玉川店も参戦-黒糖・きなこなど使う

二子玉川ライズ店の「ドンキッズ」が店頭でPR(9月27日11時)

二子玉川ライズ店の「ドンキッズ」が店頭でPR(9月27日11時)

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 二子玉川ライズ ドッグウッドプラザ1階のベーカリー「DONQ(ドンク)二子玉川ライズ店」(世田谷区玉川2、TEL 03-3709-9500)が現在、同チェーンで開催中の「推(お)しパングランプリ」へ参戦している。

ドンク二子玉川ライズ店の「推しパン」

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 「推しパングランプリ」は、全国で店舗展開するベーカリー「ドンク」(本社=神戸市)の117店が共通テーマに沿い各店オリジナルパン(=推しパン)を考案し、来店客らからの人気投票数で同チェーン内日本一の座を競う企画。

 もともと同社商品の3分の1は各店のパン職人らが独自に開発した「地域限定商品」。地元客の嗜好(しこう)を研究し、地元の食材を使い時事性や季節性を盛り込み生み出してきたという。同企画は2012年に来店客との接点をさらに深めることを目的として始まり、今回で3回目。「大切な人に教えたくなる、大切な人に食べてほしいマイスタンダードパン」のテーマの下、各店えりすぐりの「推しパン」で全店販売のチャンスに懸ける。

 「当店は、ベーカリーとカフェ共に来店客の8割が30代以上の女性という点が大きな特徴」と向井緑店長。入賞を逃した過去2回は「オレンジとチーズクリームのセーグル」と「青森林檎(リンゴ)とチーズのリュスティック」で参戦。店長の希望をチーフに伝え、生産スタッフが話し合って考案していたが、今回からは店頭に立つ販売スタッフの意見も取り入れ「より二子玉川らしい、お客さまに近い目線での商品開発ができた」と自信を見せる。

 今年は「黒豆と黒糖きなこダッチブレッド」(270円)。「当店の30代以上の女性のお客さまに特に人気がある和の食材で秋を感じさせるもの」として黒糖、クリ、きなこ、黒豆をピックアップ。同社のルーツであるフランスパン生地を使いスティック状の形にすることで「女性やお子さまが持ちやすく食べられる工夫をした」と向井さん。

 順位は9月22日~10月5日の各商品の販売個数、店頭に設置された試食評価ボードへ貼られたシール数と同社の特設サイトへ寄せられた「いいね!」数を集計し決定する。人気上位8品は来年2月16日~3月8日、全国店舗で販売予定。

 9月27日には、同店が7月に募集した「キッズ推すすめ隊ドンキッズ」3人が販売PRをお手伝い。同店には毎週のように訪れているという近隣在住のみゆうちゃん(5)は「パンのお仕事はとても楽しい」と話し、同店のエプロンと帽子を着用し、大きな声で通行の人々へパンの試食を勧めていた。

 営業時間は8時30分~21時。

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