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二子玉東地区の新装ビル全層に新業態「ノースフェイス」-カフェスタンドも

「THE NORTH FACE STANDARD(ザ・ノース・フェイス・スタンダード)二子玉川店」外観(30日11時)

「THE NORTH FACE STANDARD(ザ・ノース・フェイス・スタンダード)二子玉川店」外観(30日11時)

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 玉川税務署近くのビル「FLEUVE(フレーヴ)玉川」(世田谷区玉川1)に10月31日、サンフランシスコ発のアウトドアブランド「THE NORTH FACE」の新業態店「THE NORTH FACE STANDARD(ザ・ノース・フェイス・スタンダード)二子玉川店」(TEL 03-6432-7631)がオープンする。

1階カフェスタンドの様子(30日内覧会)

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 経営はゴールドウイン(本社=渋谷区)。同店は2010年4月にオープンした原宿店に次ぐ2号店。「STANDARD OF LIVING PACKAGE」をコンセプトに「街中でもアウトドアスタイルを楽しむ」ユーザーに向け、同ブランドの持つ「機能性とデザインが融合した製品」と「空間」とをトータルで提案する。

 30代半ば~40代半ばの「高感度」なファミリー層をメーンターゲットとする二子玉川店。今年8月末まで二子玉川ライズS.C.内で「ザ・ノース・フェイス・プラス」を展開していたが、今回は1998年築で今秋リノベーションされた同ビルの全フロアを借り上げ路面店としての再出店。「エリアにおいては移転になるが、全く新しいスタート」と同社コーポレートコミュニケーション室の井上美代子さん。

 店舗面積は地下1階~3階を合わせ約134坪。内装には、木、コンクリート、鉄の3つの素材を使い、倉庫のようなイメージに仕上げた。地下1階は「ファミリーのキャンプ」をテーマにしたアパレルやグッズ、アウトドア用品コーナー、1階はカフェとメーンディスプレー、2階は代官山のセレクトショップ「nanamica」とコラボレートした「ザ・ノース・フェイス・パープル・レーベル」コーナー、3階はアートイベントやワークショップを定期的に行うギャラリー。

 アパレルの商品構成比はメンズ6、レディス3、キッズ1。「シンプルな色やデザイン」をテーマにそろえた。今後、バーナーやまきストーブを使った親子参加型のワークショップも予定しており、「ホリスティック(包括的な・全体的な)・アウトドアスタイル」を提案していくという。

 直営店初のカフェスタンドはカウンターとカウンター席6席を用意した。「ドリンク片手に自由に店内を回遊できるように」、店内にテーブル席は設けず、屋外のウッドデッキにベンチを設置した。メニューは「オリジナルブレンドコーヒー」(ホット・アイス、200ミリリットル=350円~)、有機野菜や低農薬の果物を使用した「コールドプレストジュース」(同=650円~)、大阿蘇牧場牛乳(同=400円~)など。

 店内のオーディオシステムは「アルテック ランシング社」のスピーカーや「ガラード社BBCモデル」のレコードプレーヤーなどを設置し、BGMにはアナログレコードのみを使う。「現代のいいもの(ウエアなど)とアナログなもの(アウトドア用品)を融合させた当店のラインアップにも合うと思った。お客さまとのコミュニケーションツールにもなれば」と千葉由和店長。「買い物をする目的だけではなく、家族みんなが一日中楽しく過ごせる和やかな雰囲気の店にしたい」とも。

 営業時間は10時~20時。

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