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世田谷区と川崎市コラボ「夏の多摩川チャレンジ」 宇奈根の渡し舟遊覧も

昨年の様子「宇奈根の渡し舟」

昨年の様子「宇奈根の渡し舟」

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 世田谷区立喜多見児童館(世田谷区喜多見2、TEL 03-3417-9151)は8月29日、多摩川の土手で「せたがやっこ かわさきっこ 夏の多摩川チャレンジ」を開催する。

昨年の様子・「ミニ多摩川水族館」コーナー

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 同イベントは同館が昨年9月、世田谷区が2005年度より推進する「世田谷区子ども夢プロジェクト」の担当館として「宇奈根の渡し 一日だけの大復活~江戸時代へタイムスリップ」を実施したことがきっかけ。2回目となる今回は、昨年12月24日に世田谷区が川崎市と結んだ「包括協定」を記念し、同市の「こども文化センター」とさまざまなコラボレーションを展開する。

 昨年に続き、イベントの大きな目玉は「宇奈根の渡し舟」。1950(昭和25)年に廃船となったといわれる川上交通手段で、行楽・商業の船着き場として栄えた「二子の渡し」に比べ、農作業など住民生活の交通手段として利用されたという。昨年、地元の1年から5年までの小学生25人が当時の「宇奈根の渡し」を知る地域住民の協力を得て制作した長さ約3メートルの舟「夢叶丸(ゆめまる)」を、今年も復活・運行。6年生6人が「さおさし」とガイドを担う。乗船は各回15分(11時30分~、12時~、12時30分、13時~、13時30分)で要事前予約。

 ほかに、多摩川の自然体験遊び場「きぬたまあそび村」による「川あそび」コーナー(11時15分~、12時15分~、13時~ 各回30分)、せたがや水辺の楽校による「ミニ多摩川水族館」コーナー、川崎河川漁業組合による「ザリガニ釣り」コーナーや「あそびコーナー」「食べ物販売コーナー」など。

 開催時間は11時~14時。参加無料。荒天や川の状況が悪い場合は中止。乗船申し込みや問い合わせは同館まで。

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