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二子玉川の水辺公共空間で「水辺フェス」 多摩川を楽しむ場に

昨年、前身企画FUTAKOTAMAGAWA RIVERSIDE BEER PARTY 開催時の様子

昨年、前身企画FUTAKOTAMAGAWA RIVERSIDE BEER PARTY 開催時の様子

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 多摩川河川敷・世田谷区立兵庫島公園(世田谷区玉川3)の水辺空間で6月1日~3日の3日間、地元産ビールや食べ物などを楽しむイベント「TAMAGAWA Brew Vol.1」が開催される。主催は「TAMAGAWA BREW 実行委員会」で、共催は「二子玉川エリアマネジメンツ」。

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 昨年9月に開催され3日間で述べ700人が参加した野外イベント「FUTAKOTAMAGAWA RIVERSIDE BEER PARTY」の後継企画として、今年の春から動き出した同イベント。ビールだけではなく、今まで多摩川でできていなかったことをやりたいと、前回の実行委員だった「ふたこ麦麦公社」「ムラハタワークス」に加え、地元の起業家とコワーキングスペースのクリエーターとの協業を模索していた「カタリストBA/co-lab二子玉川」が新たに参画し、「TAMAGAWA BREW実行委員会」が組成された。

 今回は「たまがわをたくらむ」というコンセプトを掲げ、水辺空間がより開かれた豊かな集いの場所として育まれていくように、民間によるボトムアップでオープンパブリックの先行事例をつくって可能性を広げていきたいという。同実行委員会委員代表で「ふたこ麦麦公社」社長の市原尚子さんは「20以上の候補の中から選んだイベント名の『Brew』には、『醸造する』『お茶をいれる』『混ざり合う』『たくらむ』という意味があり、多摩川で何か面白いことをたくらもうというコンセプトにぴったりだと思った。イベントに来た人も普段通り遊びに来た人も、同じ水辺の空間で共存して楽しめる、そんな豊かな多摩川の風景が醸成できれば」と期待を寄せる。

 会場にはキッチンカー3台が出店し、二子玉川の地ビール「ふたこビール」をはじめ、二子玉川や多摩川にゆかりのある飲食物を販売する。出店は、「どうぞのごはん」(6月2日・3日)、「ふたこビール」(6月1~3日)「RUM & MOJITO BAR」(6月2日)と日にちによって変わる。メニューは、世田谷産の野菜と豚肉を使った「ポテサラサンド」「せたがややさい」「スープとパン」(各500円~)、二子玉川の地ビール「ふたこビール」(5種類、各600円)、世田谷麦茶(200円)、「モヒート」(700円)、「ダイキリ」(600円)、「自家製ラムパンチ」(700円)など。

 今回初の試みであるナイトコンテンツも充実させ、たき火を囲む水辺バー(6月1日・2日・19時~)、3組のアーティストによる無料音楽ライブ(6月2日13時~・計5回)、映画「LIGHT UP NIPPON - 日本を照らした奇跡の花火」の上映会(6月1日19時~・定員30人・料金=500円)も実施。スラックライン体験(6月2日・3日12時~)や、水辺遊び、野草採集、地元クリエーターによる工作ワークショップも6種類開催予定。

 同実行委員会は「このイベント自体が、誰でも参加でき、誰でもプレーヤーになれる、そんな開かれた場でありたい。作り込み過ぎず、日常にあって、自分たちの街に寄り添った、すてきな光景をつくっていければ」と話す。

 開催時間は、6月1日=16時~21時、同2日=11時~21時、同3日=11時~16時。雨天中止。現金販売。詳細は、ホームページや同イベント公式フェイスブックで順次告知される。

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