スリランカ紅茶専門店「FUSHATHÉ lounge Futakotamagawa(フーシャ テ ラウンジ フタコタマガワ)」 (世田谷区瀬田2)が区立瀬田小学校近くにオープンして1カ月がたった。
スリランカ人の友人が作ったカレーに感動したのをきっかけに、スリランカの食文化に魅了されたという店主の野澤三千代さんが、2018(平成30)年に調布市多摩川に1号店をオープンした同店。二子玉川は2店舗目となる。店名の「FUSHA」には「風舎のようにいつもと違う風が吹く場所」という意味を込めた。
店のコンセプトは「くつろいで、リフレッシュできる場所」。席数は、カウンター4席、テーブル席18席。インテリアは、スリランカのリゾート地にある店をイメージした。外にはテラス席12席も設けた。
約40種類用意する紅茶は、スリランカで紅茶を学んだ野澤さんが自らテイスティング。ヌワラエリヤ、ウバ、ディンブラなど7大産地から取り寄せてブレンドする。産地や季節によって、香りや渋み、コク、色の違いが楽しめるという。ストレートティーのほか、ブレンドティー、ハーブとブレンドしたハーバルブレンドティー、フレーバーティー、紅茶をミルクで煮出したミルクティーなどを提供する。「FUSHATHÉ」ブランドの茶葉も販売する。
店内ではスリランカ料理も提供。チキンやフィッシュなどの単品カレー、メインのカレー、季節のカレー3種類、サンボール(=スリランカのあえ物)2種類が入る「アーユルヴェーダプレート」、バナナの葉で包んで蒸した弁当「ランプライス」、ローカルフード「コットロティ」のほか、米粉を使ったグルテンフリーの「シフォンケーキ」「パウンドケーキ」などのデザートも用意。テークアウトもできる。
野澤さんは「アフタヌーンティーなど紅茶をもっと楽しめるようなメニューも増やしたい。二子玉川の日常に溶け込める店にしていきたい。紅茶と聞くと敷居が高いイメージがあるかもしれないが、その日の気分に合わせてもっと気軽に楽しんでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は10時~20時。月曜・火曜定休。