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世田谷・鎌田のデザイン会社が「ご当地」絵本-人気スポットや絵マップ付き

絵本「リュックとチッチリー はじめてのぼうけん」を手に持つイラストレーターの山口さん(左)とプロデューサーの梅野さん(二子玉川商店街「△カンパニー」にて)

絵本「リュックとチッチリー はじめてのぼうけん」を手に持つイラストレーターの山口さん(左)とプロデューサーの梅野さん(二子玉川商店街「△カンパニー」にて)

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 世田谷・鎌田のデザイン制作会社「サンウッド」(世田谷区鎌田3、TEL 03-6805-7713)は11月1日、キャラクター「リュックとチッチリー」の絵本「リュックとチッチリー はじめてのぼうけん」(840円)を発売した。

絵本「リュックとチッチリー はじめてのぼうけん」表紙

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 出版した同社の梅野陽子さんは、二子玉川在住歴5年。もともと旅行代理店に勤務していた経験があり旅歩きや街歩きが好きで、同社のイラストレーター・山口秀樹さんと一緒に「リュックとチッチリー」という陽気で好奇心いっぱいの旅好きなキャラクターを生み出した。

 子犬の「リュック」とハリネズミの「チッチリー」は、「Let’s Enjoy The Happy Vacances Life」をテーマに2011年秋にデビュー。「食いしん坊で鼻がきく」リュックと、「しっかりものでおしゃれさん」のチッチリーが気の向くままにお出掛けするという設定で、これまでフェイスブックページなどで活動を紹介してきた。

 今回、シリーズ第1作として出版した同絵本は二子玉川が舞台で、同キャラクターが世界中を旅するきっかけとなるストーリー。同エリアのさまざまなスポット「世田谷乗馬倶楽部」(鎌田3)馬場、谷川緑道、多摩川河川敷、二子玉川商店街、玉川高島屋S・C、二子玉川ライズが登場する。巻末には「ハッピーお散歩マップ」を付け、「スイーツが大好き」と話す梅野さん自らのリサーチ情報を盛り込んだ。「幼稚園児から大人まで楽しめる」をコンセプトに据え、内容をはじめサイズ(182×182ミリ)や装丁(無線とじ、ソフトカバー)、漢字表記などにもこだわったという。

 「いずれはさまざまな街のバリエーションを増やしてその街の魅力を伝える、まちおこしのコラボレーションができれば」と今後の展開を明かす梅野さん。現在、第2作に「ハワイ編」が決定している。

 同絵本の販売は紀伊國屋書店(玉川高島屋S・C 5階)、「パティスリー シュクレペール」「△カンパニー」(以上、玉川3)など。ほかに「inspired by STARBUCKS玉川3丁目店」などで実際に読むことができる。

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