「東急ホテルズ」(渋谷区) が2月5日、二子玉川ライズ第2期事業で開業する新ホテル「二子玉川エクセルホテル東急」のグランド・オープンを2015年7月17日と発表し、宿泊や宴会場の予約受付を始めた。
同2期事業では、オープンモール型の商業店舗、シネマコンプレックス「109シネマズ」、フィットネスクラブ「アトリオドゥーエ」、ホテル、スタジオホール、オフィスの開業が計画されている。各建物間および屋上には中央広場、噴水広場、約6000平方メートルのルーフガーデンなど多彩な広場空間が設けられており、施設全体で「豊かな自然を感じられる空間」を演出する。
テナント18店が入居する新商業施設(低層棟)「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」、フィットネスクラブやシネマコンプレックス、イベントスタジオは4月下旬にオープンが決まっている。
地上30階建て高層棟の1階~27階には楽天が移転・入居予定で、7月に開業が決まった「二子玉川エクセルホテル東急」が28階~30階に入居する。客室数は109室で、客室面積は16~58平方メートル。
主力となる「シティビュールーム」 「リバービュールーム」では、足元から天井まで広がる大窓より、関東平野を眼下に見下ろすことができるという。建物の内側にある「シーズンルーム」のバルコニー前面には、多摩川流域に生息している植物を配した中庭を作ることで、滞在客に四季折々の移り変わりを楽しんでもらう仕組みのほか、長期滞在客向けに洗濯機やミニキッチンを備えたロングステイ用客室も用意する。
最上階の30階には、多摩川に面した大宴会場「たまがわ」(170席)とテラスルーム、さまざまなスタイルやシーンで利用できる「ザ・サーティース レストラン」(約70席、個室1室)、カジュアルなダイニング「ザ・サーティース ダイニングバー」(約80席)を設ける。