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児童がレモネードを売って義援金に-アンティ・アンズ、学童保育とコラボ展開

声出しの練習をするキッズベースキャンプの児童たち

声出しの練習をするキッズベースキャンプの児童たち

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 ソフトプレッツェル専門店「アンティ・アンズ二子玉川ライズS.C.店」で6月11日、学童保育「キッズベースキャンプ二子玉川」(世田谷区玉川3)の児童がレモネードを手で搾って販売し、売上金全額を被災地に寄付するレモネードスタンドが行われる。

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 レモネードスタンドは、子どもたちが自分でお金を稼ぐことを学ぶため、自宅の前でレモネードを売る活動。アメリカでは子どもが行うチャリティー活動としても知られ、東日本大震災後は、アメリカ各地で子どもたちがレモネードスタンドを行い、売り上げを日本に寄付した。毎年6月12日は、8歳で亡くなるまでレモネードスタンドの活動に尽力した少女アレックスにちなんだ日として、「アレックスのレモネードスタンドデー」として制定されており、この記念日に合わせて同日、レモネードスタンドを実施することになった。

 これに先立ち、キッズベースキャンプでは、5月27日、6月3日にそれぞれ、「被災地は今」「レモネードを売るには?」をテーマにしたプレイベントを実施。被災地の現状や現地の子どもたちの状況を踏まえたうえで、被災地支援の方法の一つとしてレモネードスタンドを実施することを提案。より多く義援金を被災地に送るためにどうしたらよいか、「元気いっぱい笑顔で売ろう」「みんながおいしそうと思う言葉を考えよう」などの意見を出し合ったほか、声出しの練習やポスター作りなども行った。

 児童によるレモネードの提供時間は11時~15時。同店の営業時間は10時~21時。

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