食べる

世田谷・鎌田の「ゆっくりとカフェ」が3周年-地域に溶け込み人気集める

「ゆっくりとカフェ」の須永店長とスタッフの皆さん

「ゆっくりとカフェ」の須永店長とスタッフの皆さん

  • 0

  •  

 4月で3周年を迎えた世田谷・鎌田の「ゆっくりとカフェ」(世田谷区鎌田3、TEL 03-6803-0090)が人気を集めている。

[広告]

 同店は、JA東京中央が出資し、IID世田谷ものづくり学校が運営を受託する。1階は野菜と園芸の直売所となっているJA東京中央の建物の2階にあり、内装は、実際に中学校で使っていた黒板をメニューボードとして利用するなど、家庭科教室のような雰囲気に仕上げた。

 メニューは、「地産地消」をテーマに、できる限り世田谷区など近隣で収穫された野菜を使う。栄養バランスを考えたメニューで、店で食べた主婦が自宅でも作れるようレシピも提供する。ランチタイムでは、デリ3品、スープ、玄米ごはんまたはパン、ドリンクをセットにした「デリプレート」(1,200円)が、ディナータイムでは、主菜1種、副菜2種、汁物、漬物、玄米ご飯またはパンがセットにした「夜のゆっくりと定食」(1,500円)が、「女性が1人でも楽しめる夕食」として「人気」だという。そのほか、1階で直売する葉物に自家製ドレッシングをかけた「畑のサラダ」(900円)、デザートとして、枝豆ミルクプリン(550円)、世田谷産にんじんシフォン(550円)も用意。

 「二子玉川駅から少し離れているが、地域にとって『道の駅』のような存在になれれば」と須永店長。オープン以来、平日は主婦層、休日は家族連れなどが主に来店しているという。

 同店の定休日である月曜日には、「健康」「子育て」「ものづくり」「料理」をテーマにした各種イベントを実施。7月11日には、「夏野菜と雑穀で簡単!カラフルヘルシークッキング」をテーマに「夏野菜をたっぷり使って、彩りの良い食欲のないときにもおいしく食べられるメニュー」を紹介する。「今後は、生産者とお客さまの距離が近づくようなイベントも企画していきたい」とも。

 営業時間は9時~20時30分。月曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース