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成城の和菓子店「成城散歩」が限定菓子-16日「和菓子の日」に向け

6月16日「和菓子の日」にちなんで企画された16個入りの「招福十六菓」

6月16日「和菓子の日」にちなんで企画された16個入りの「招福十六菓」

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 成城学園前の駅ビル「成城コルティ」1階の和菓子店「成城散歩」(世田谷区成城6、TEL 03-5490-3741)が現在、6月16日の和菓子の日にちなんだ限定菓子「招福十六菓」を販売している。

成城散歩の店頭

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 和菓子の日の由来は、848年仁明天皇が6月16日に16の数にちなんだ菓子や餅を神前に供えて、疫病退散と健康招福を祈願し、元号を嘉祥(かしょう)に改めたという故事に起因する。その後明治時代までは、民間でもこの日を「嘉祥(かしょう)の日」として和菓子を食べる習慣が続いていた。和菓子の日は、歴史の中で受け継がれてきたこの行事の復活を願って、1979(昭和54)年に全国和菓子協会が制定したもの。

 「友人同士の集まりでつまんだり、出かけるときにポケットに入れて持ち歩きたくなるような、『モバイル菓子』」をコンセプトにしている同店。一口でつまめるような小ぶりで見た目にも可愛らしい和菓子のラインアップが多い。今回同店が販売する「招福十六菓」も、一口サイズの16個入り。ミニどら焼き、晩柑を刻んで練りこんだ桃山、白餡(しろあん)にサクランボの香りを付けた薯蕷(じょうよ)まんじゅう、ササまんじゅう各4個ずつセットになっている。「今では年末年始、節句や四季の行事の折に食べられている和菓子も、6月は親しむことが少ない時期。見た目にも楽しめるようなお菓子になっているので、普段和菓子を食べない方もこの機会に手に取ってみてほしい」と取締役マネジャーの堀澄子さん。

 価格は1,500円。和菓子の日当日は1,200円で販売する。営業時間は10時~21時。

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