玉川テラスで「チャリティー茶会」-東日本大震災遺児育英資金の寄付募る

昨年の様子

昨年の様子

  • 0

  •  

 玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3、TEL 03-3709-2222)内の玉川テラスで3月10日、東日本大震災遺児育英資金への寄付を募る「玉川チャリティー茶会」が開催される。

昨年の様子

[広告]

 「玉川テラス」は、同S・C本館R階・屋上庭園に2011年4月に開設された会員制サロン。テラス内にある「アクティビティスペース」で少人数制の講座やパーティーなどさまざまなイベントを開催、同S・Cのウェブサイトで会員登録すれば誰でも参加することができる。

 「玉川チャリティー茶会~お茶に和む お茶でつながる」と題した茶会は、昨年に続き2回目。参加費の一部と会場内募金と併せて、建築家・安藤忠雄さんが実行委員長を務める「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」へ寄付する。昨年は、参加費2,500円のうち800円を寄付に充て、会場内に設置した募金箱の1万4,800円などを加え計11万4,200円を届けた。

 講師を務めるのは表千家講師でアトリエ「千花舎」主宰の加治千佳子(かじちかこ)さん。世田谷生まれ世田谷育ちという加治さん。同サロンでは「立礼式茶の湯ことはじめ~茶サローネ」を担当し、「畳に縁遠くなった現代の暮らしの中でも身近に茶の湯を楽しむこと」を目指し活動を続けている。

 当日は同講座の受講者約20人がスタッフとして立礼式でお茶をたてて振る舞う。昨年はスペース内にびょうぶや野立て傘を置き、鎌倉の建長寺住職の手による軸を掛けて設(しつら)えた「1日だけのお茶席」で、各回数人のグループで10回にわたり約100人が参加した。

 加治さんは「震災で親を失った子どもたちのために、気持ちを同じくする方々にお茶を一服差し上げたい。山のお花をたっぷりとお楽しみいただいた後、おいしいお茶とお菓子、おしのぎの点心を用意する。難しい作法は不要。一人でも多くの方々のお出ましを心よりお待ちしています」と話す。

 開催時間は10時15分~15時。参加費2,800円(内800円を寄付)。要事前申し込み(3月3日まで・同テラスで受け付け)。詳細は同サイトで確認できる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース