玉川高島屋S・Cマロニエコート（世田谷区玉川2）1階に11月20日、ライフスタイル雑貨店「Flying Tiger Copenhagen（フライングタイガー　コペンハーゲン）二子玉川ストア」がオープンした。

二子玉川店オリジナルバッグ

　9月8日に増床リニューアルオープンした同館。今年4月の二子玉川東地区再開発第2期事業完成を受けて、西地区の「界隈（かいわい）性」の向上を目指し新規2店舗が早朝営業を実施するなどして「二子玉川の朝の新スポット」としても連日にぎわいを見せている。

　同館1階の1フロアにオープンした同ブランドは、1995年に北欧・デンマークのコペンハーゲンで誕生し、現在ではヨーロッパを中心に世界27国と地域542店舗を展開する（11月5日現在）。日本国内には2012年7月に大阪へ第1号店をオープンし、二子玉川は国内24店舗目となる。

　同ブランドの特徴は「ユーモアと色彩に富んだアイテム」を100円～2万円以下のリーズナブルな価格で提供していることで、全商品50円単位の切りの良い価格を設定している。「安くて楽しいの実現、低価格でできることでお客さまを驚かせることを目指す」と同店の運営を手掛けるZebra Japan（渋谷区）マーケティング部の柘野英樹さん。

　二子玉川へ出店した決め手について柘野さんは「ライフスタイルへのこだわりをもった方が多く居住し、住宅エリアにありながらショッピングを身近に楽しめる環境であること」を挙げる。約88坪の店内は段差が無く、他店に比べ広い通路幅でベビーカーや子ども連れでの通行のしやすさを心掛けた。同店では「30代～40代のファミリー層」をコアターゲットに常時2000弱のアイテムを用意するが、「来店されるお客さまの声や動向を反映させていく」という。

　オープニング記念として店内で「フォトセッション　妖精ニッセになろう！」を行うほか、開店初日は同店限定バッグを先着100人へ無料で進呈する。「妖精ニッセ」のイラストと「Futakotamagawa」と文字の入った同バッグはクリスマスをイメージした季節限定のデザインで、店頭でも販売（300円）。二子玉川限定のバッグは、今後もデザインを替えて販売する予定。

　営業時間は10時～21時。