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主婦らの手作りノート、350冊を被災地の高校へ-雑貨店・印刷会社も協力

被災地へ送られるノートを手にするEOMのメンバー

被災地へ送られるノートを手にするEOMのメンバー

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 東日本大震災の被災地向けに手作りノートを送ろうと、世田谷区内の主婦の写真サークル「Eye of Mothers(EOM)」と用賀のクラフト雑貨店「たぷたらたん」(世田谷区玉川台2)が取り組んでいたプロジェクトで5月末、目標としていた1000冊が完成し、うち350冊を宮城県気仙沼の高校へ送った。

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 発案者であり作業場所を提供した雑貨店、資材となる用紙などを提供した印刷会社、実際にノート作りに協力した約20人の主婦らの力が合わさり、プロジェクト立ち上げから1カ月余りで目標を達成した。

 活動メンバーの一人、藤崎美穂さんは「高校時代に関西で阪神淡路大震災を経験したが、そのときはショックでボランティアも何もできなかった。今は母親という立場で、活動できる時間や遠出ができないなど制約も多いが、何か被災地のためにできないか、という思いを抱いていたときに、このプロジェクトに出合えた。集まっているメンバーも皆同じ気持ち。被災地の方に届けられることになってうれしい」と話す。

 子どもたちから募った、しおりの手書きのメッセージには「いつかあいましょう」「みんながともだちだよ」といった内容のものも多いという。EOM代表の小林直子さんは「子どもなりに被災地に思いをはせて一生懸命書いたメッセージが集まった。ノートづくりやメッセージを書くことを通じて込めた思いが、被災した方々に届いてくれることを願っている。いつか地域同士でつながりあって出会うことができれば」と話す。

 残りの650冊については現在受取先を検討しており、今後も資材の提供のある限り活動を続けていく。現在、用賀の「優文堂書店」(用賀4)店内に、しおりにメッセージを記入するコーナーも設けている。

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