食料品の寄付を募る活動「たまがわフードドライブ」が1月21日・22日、玉川高島屋S・C（世田谷区玉川3）本館地下1階柿安ダイニング横で行われる。主催は世田谷区社会福祉協議会玉川地域社会福祉協議会事務所（世田谷区等々力）。

　「フードドライブ」は、家庭などで余っている食料を廃棄するなくのではなく、必要としている個人や施設に届ける取り組み。同協議会は2020年から、新型コロナなどの影響で生活に困っている人を支援する「食で応援プロジェクト」を通じ、子ども支援団体、福祉施設などに寄付食品を提供している。

　当日は、米やパスタ、うどん・そばなどの乾麺、缶詰・瓶詰、インスタント・レトルト食品、調味料、菓子、飲料、粉ミルクなどの寄付を募る。米や塩、砂糖を除き賞味期限が書かれ、期限まで1カ月以上あるもので、常温保存可能、包装・外装が破損していない未開封物に限る。生鮮食品、冷凍・冷蔵食品、アルコール類は受け付けない。集まった食品は「まぜっこ食堂」（玉川）、「おむすび子ども食堂」（用賀）、「桜新町みんなの食堂」（桜新町）などの子ども食堂、福祉施設に寄付する。

　同施設担当者は「食品ロスの削減や地域を支援するサステナブルな取り組みの一環として、初開催することになった。家庭で余っている食品を提供することが、同じ地域で暮らす誰かの生活を支える活動につながるので、協力してもらえれば」と話す。

　開催時間は11時～17時。