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玉川タカシマヤの食料品フロアがリニューアル-動線確保し回遊性高める

リニューアルした玉川タカシマヤの食料品フロア

リニューアルした玉川タカシマヤの食料品フロア

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 玉川タカシマヤ(世田谷区玉川3、TEL 03-3709-3111)地下1階の食料品フロアが11月2日、リニューアルオープンした。

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 2003(平成15)年のリニューアル以来8年ぶりの改装で、動線の確保を主目的に厨房を最低限に抑え、新たな通路を設け、売り場全体の見通しを良くするために壁を一部取り払うなどした。併せて、テナントの入れ替えなどにより種別が入り組んでいた店舗位置を整理し、コーナーとして再構成した。

 新店舗は、洋菓子5店、総菜3店。洋菓子はパティシエ辻口博啓さんの豆スイーツ店「フェーヴ」、ウィーン伝統菓子「デメル」、ベルギーチョコレート「ヴィタメール」、カステラ「黒船」、プリン「パステル」。総菜では、魚料理「築地 海宝館」、中華「銀座 王朝」、洋食「洋食や三代目 たいめいけん」が新たに登場した。

 今回のリニューアルについて、同店統括担当次長古市さんは「既存の顧客を大切にしたいので全てをガラリと変えるのではなく、いいところを残しながらトレンドなども考慮した」と話す。新店以外のテナントでも、新商品や同店限定での商品を展開。「銀座 王朝」の肉まん(91円)、肉シウマイ(71円)、エビシウマイ(81円)などを1個から販売するほか、「ロイスピエール」のプチケーキ詰め合わせ(6個、1,260円)や「千疋屋総本店」でのカットフルーツ(315円~)などの小ロット商品もそろえる。「今後高齢化が進む中、少量を求める顧客のニーズにも対応した」という。

 生鮮・グローサリーコーナーでは、イタリアを中心とした洋野菜を充実させたコーナーや、機能性ドリンクヨーグルト「JOURNEY」(函館酪農公社)(630円)など、「二子玉川の客層を意識した高付加価値な商品」も展開。「二子玉川のお客さまは洋野菜にも詳しい方が多く、ニーズが高いので対応した」(古市さん)。鮮魚コーナーには「板場」を設け、接客しながらその場で魚をおろすなどの調理ができるようにした。

 今後、各地方の名産品を集めた「味百選」コーナーを11月22日にリニューアルオープンし、約2倍の売り場面積にする予定。

 営業時間は10時~20時。

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