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成城の雑貨店「ベルダ」が40周年-店内は欧州の「のみの市」をイメージ

40周年を迎えた「ベルダ」の店頭

40周年を迎えた「ベルダ」の店頭

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 成城学園前の雑貨店「VERDA(ベルダ)」(世田谷区成城6、TEL 03-3483-0432)が40周年を迎えた。

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 現店主・小田裕麻(ゆうま)さんの父が、関西でデザインの勉強をした後に上京し40年前に現在の店舗で営業を始めた同店。店内の絵が「学研」社員の目にとまり、「タイニー・キャンディー」というキャラクターになったこともあるという。小田さんが父から同店を引き継いだのは13年前。もともとはファンシーなキャラクターの取り扱いが中心で子ども客も多かったが、現在は「年齢層を固定しないように幅広いグッズを扱うように意識している」という。

 ヨーロッパの「のみの市」をイメージした店内は、ファンシーな雑貨とアンティークの2つにコーナーに分かれる。「古っぽくて、かわいい、意外と安い、と思ってもらえるような品をそろえている。開店当時と比べると、成城の街並みはすっかり変わってしまったが、この店では、親から子へ代が変わっても一緒に楽しめる雑貨を扱いたい。同じものが長く愛されるヨーロッパの文化がいい」と小田さん。

 最近は、動物をテーマにした商品を意識してそろえている。売れ筋商品は、8種類あるオリジナルガーランド(紙製の壁飾り)(504円~)。オリジナルのパンダキャラクターのポシェットやポーチ「ママンダシリーズ」(1,050円~)もそろえるほか、付近の大学生のニーズが高いステーショナリー類も充実させる。

 ネット販売も手掛け、全国から注文があるという。「ネットで何でも買える時代だからこそ、店舗では人と人とが面と向かって何かを作る教室を開いてみたい」とも。

 営業時間は11時~20時。

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