多摩美術大学上野毛キャンパス（世田谷区上野毛3、 TEL 03-3702-1141）で11月3日・4日、「造形表現学部芸術祭」が開かれる。

過去の様子

　1935（昭和10）年に開かれた多摩美術大学の同キャンパスは、1974（昭和49）年に美術学部と大学院が八王子キャンパスへ移転後、1989年に新設された「美術学部二部」（1999年に「造形表現学部」と改名）のキャンパスとして利用されている。

　「造形」「デザイン」「映像演劇」の3学科がある同学部は、通学アクセスの良い同所の環境を生かした日本の美術系大学で唯一の夜間学部。「社会人に再教育の機会を提供すること」を目的に掲げている。現在、約670人が学んでいる。

　毎年2年生を中心に組織される同祭実行委員会。広報担当の畠山美玖さんは「本年度は『Western』をテーマに3科が力を合わせ物づくりへの思いを『開拓者精神』で表現する」と話す。

　内容は、映像演劇学科を中心に5団体が歌や演劇を披露する「パフォーマンス」、22の学生団体による教室をスペースとした「作品展示」、学生の自主制作作品を上映する「映画村」、焼き鳥、沖縄焼きそば、お好み焼きなどの「模擬店」、グランプリ賞金10万円を懸け学内外へ公募した「Tama Art Competition」など。「ライブ」には「Dirty Old Men」「lego big morl」「Oi-SKALL MATES」「ZOOBOMBS」が出演する。

　開催時間は10時～20時。タイムスケジュールなど詳細は同祭公式サイトで確認できる。