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成城ホールでジャズコンサート-「響きあう街」願い地元3代目が企画

リーダーのデニス・フレーゼさん

リーダーのデニス・フレーゼさん

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 成城ホール(世田谷区成城6、TEL 03-3482-1313)で12月8日、ドイツ人ジャズドラマーのデニス・フレーゼさん率いるピアノトリオによるジャズコンサート「成城 響きあう街・第7回」が開催される。

過去のコンサートの様子(第4回「ウクライナの歌姫」オクサーナ・ステパニュックさん)

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 「成城 響きあう街」プロジェクトを主催・運営するのは祖父の代から成城に住む同実行委員会代表の荒垣さん。学生時代にバックパッカーとして世界中を旅した荒垣さんは、自分が「戻ってくる場所」である成城の「幼少のころから親しんできた街並みや商店が様変わりすることを悲しく思っていた」と話す。「一人一人が自分の住む所や故郷で楽しいことを行えば、さまざまな風景や人に出会い、エネルギーが生まれ、活気のある街が増えるのでは」と、2009年5月の同ホール開館をきっかけに同プロジェクトを立ち上げた。

 同年7月の第1回を皮切りに半年に1回の頻度でトークショーやコンサートを開催し、今までに山田洋次さん(第2回)、辰巳琢郎さん(第5回)、コシノジュンコさん(第6回)らをゲストに迎えてきた。開始から4年、毎回案内はがきを成城の住宅街を中心に一軒一軒ポスティングする荒垣さんをさまざまな形で協賛し応援してくれる地元の人々や商店に「励まされている」という。

 7回目となる今回は「Europe meets America in Seijo」をテーマにドイツ・ハノーファ出身のデニス・フレーゼさん(ドラム)、米国アリゾナ州出身ジェイコブ・コーラーさん(ピアノ)、米国ニュージャージー州出身パトリック・グリンさん(ベース)ら「若手実力派プレーヤー」による「躍動感あふれるジャズ」になるという。

 荒垣さんは「リーダーであるデニスさんも『私のヨーロピアンルーツとバンドメンバーのアメリカンルーツが一つになった新しいトリオを成城で披露できることをうれしく思う。私たちと一緒にすてきなアコースティック・ジャズの夕べを楽しみましょう』と呼び掛けている。彼らの演奏を堪能してもらい、互いに響き合えたら」と話した。

 18時30分開演。入場料は3,500円(全席自由、前売り制)。詳細はホームページで確認できる。

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