桜新町・サザエさん通りに新築分譲マンション-30年ぶりに

「サンウッド桜新町」模型

「サンウッド桜新町」模型

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 桜新町駅から徒歩2分の「サザエさん通り」に現在、地上8階建ての新築分譲マンションが建設されている。同通りに分譲マンションが建つのは1983(昭和58)年以来30年ぶり。

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 1951(昭和26)年に設立された桜新町商店街。その中心地でもあるサザエさん通りは、同駅から1985(昭和60)年に開館した長谷川町子美術館へとつながる。同通りは同館の開館を受け1987(昭和62)年に命名され、2004年に適用を受けた「ショッピングプロムナード整備事業」により、電線類を地中化するなど歩道空間の確保とバリアフリーを推進した整備も特徴。

 今回、桜新町1丁目435番地に建設されるマンションは「サンウッド桜新町」。新築分譲マンションは1983年の「カルム桜新町パティオ」(同1丁目6番地)以来30年ぶりという。同マンションの事業主で分譲を担当する「サンウッド」(港区)は「知名度も集客力も高い同所は、個人商店が多く廃業する店舗なども少ないため、まとまった敷地が必要な分譲マンションの供給実績は極めてまれ」と話す。

 マンションの敷地面積は約680平方メートル、総戸数は22戸で1階に店舗を2区画分用意(テナントは現在検討中)。販売開始は4月で、完成は来年1月中旬を予定する。

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