通販会社「ドゥクラッセ」、用賀SBSに本社・コールセンター移転

用賀・世田谷ビジネススクエア

用賀・世田谷ビジネススクエア

  • 0

  •  

 主にミドルエージ世代向けのファッション通販会社「DoCLASSE(ドゥクラッセ)」(目黒区八雲)は、8月に用賀駅上「世田谷ビジネススクエア(SBS)」に本社とコールセンターを移転する。

[広告]

 40~50代向けレディスとメンズ服ブランド「ドゥクラッセ」と靴ブランド「fitfit(フィットフィット)」を扱うカタログ通販会社の同社は、2007年に米大手アパレル通販日本支社長を務めた林恵子社長が創業。企業コンセプトに「Ageless Life」を掲げ、月1回発行のカタログ会員数は現在約110万人、年商は100億円超(本年度7月末期)を見据える。2010年からカタログ顧客の「実際に商品を見たい」という要望に応える形で、首都圏の百貨店を中心に「ドゥクラッセ」11店、「フィットフィット」14店を直営している。

 「自宅地下のガレージでコールセンターわずか4席でスタートした」(林社長)という同社の現在の従業員数は、正社員や契約・アルバイトスタッフを含め約540人に。そのうち、本社オフィススタッフ(社長室、総務、人事、財務、商品部、クリエーティブ、マーケティング、ショップ本部、生産管理など)約60人と、シフト制で出勤するコールセンターの登録スタッフ約100人が移転先の同ビル内で勤務する。

 1997年に完成した同ビルは、東急田園都市線用賀駅に直結する超高層ビルのタワー棟(地上28階建て)、中規模オフィスビルのヒルズ棟(?~?)、店舗ビルのテラス棟(?、?)と地域公共施設のコミュニティーテラスで構成されており、総賃貸可能面積は約7550坪、今年1月時点の発表でテナント稼働率は93パーセント。同社が入居するのは同タワー棟の18階と19階で、オフィス総面積は約515坪。18階に本社機能とコールセンター、スタッフ用リフレッシュルームを置き、19階に受付、商談スペース、会議室、瞑想(めいそう)ルーム、図書室、商品サンプルルーム、商品企画室、クリエーティブ室を設ける予定。

 入居は8月初め~中旬。同社では移転に伴い、毎月約10人のオペレーターを募集する。詳細は同社まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース