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桜新町で今年も「ねぶた祭」開催へ-オリジナル「サザエさんねぶた」も登場

桜新町オリジナル「サザエさんねぶた」

桜新町オリジナル「サザエさんねぶた」

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 桜新町商店街で9月14日、「第10回桜新町ねぶた祭」が開催される。主催は桜新町商店街振興組合(世田谷区桜新町1)。

商店街が貸し出しするハネト衣装で参加する人々の様子

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 2004年に同商店街の50周年記念事業として初開催して以来、今年で10回を数える同祭。例年平均で約3万人の人出があり、「見る側も見せる側も一体となってみんなで楽しむ」ことを目的に、同商店街だけでなく近隣の学校や「おやじの会」など地域全体を巻き込んで開かれる地域の夏の終わりの一大イベント。

 幅約5メートル高さ3メートル超の「大ねぶた」と、同祭オリジナル「サザエさんねぶた」「小ねぶた」を運行するパレードの長さは最大約75メートル。駅前通りから長さ約300メートルのサザエさん通りを南下し、桜新町交番前で折り返すにぎやかなパレードの運行は2時間近くにも及ぶ。同商店街では同パレードの踊り手(ハネト)を募集しており、現在、同商店街オリジナルの大人用ハネト衣装(浴衣)約900着を用意し貸し出し中。同パレードには浴衣を着用していれば誰でも参加できる。

 9月7日・8日には昭和女子大学(太子堂1)生活科学部環境デザイン学科の田村圭介研究室の学生が中心となり、ねぶた制作ワークショップを開催。同ワークショップ参加者らが制作した「うちわ」をパーツにして一つのねぶたを作り上げ、当日に運行するという。

 同街と深いつながりのある「サザエさん」は5日、フジテレビで1969(昭和44)年から放送中のアニメ番組「サザエさん」(毎週日曜18時30分~19時)が「最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録に認定され、都内で認定式が行われたばかり。同商店街振興組合の坂口賢一理事長は、同祭の直前のこの時期に知らせを受けて「うれしい。これからも商店街を挙げて応援し、長谷川町子美術館と一緒に末永く頑張っていきたい」と喜びを明かした。

 当日、サザエさん通りは16時~21時、歩行者天国に。ねぶた運行は18時45分~20時45分。雨天決行。ハネト用衣装の貸し出しは同商店街事務所(TEL 03-3702-7850)で7日まで。ねぶたワークショップは9月7日・8日13時~16時、桜新町区民集会所で開催。参加自由。問い合わせは同大田村研究室(TEL 03-3411-3247)へ。

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