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成城・個人宅のクラシック音楽ホールでチャリティーバイオリンリサイタル

ヨーロッパの小さな教会を思わせるサローネ・フォンタナのホール

ヨーロッパの小さな教会を思わせるサローネ・フォンタナのホール

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成城の住宅街にある音楽ホール「Salone Fontana(サローネ・フォンタナ)」(世田谷区祖師谷4、TEL 03-3484-0357)で5月29日、ウィーン在住のバイオリニスト糸井真紀さんのチャリティー・リサイタルが開かれる。

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 同ホールは22年前に造られた個人宅に備わるクラシック音楽ホールで、柱が高さ7メートルの天井に向かってアーチ状に組まれており、ヨーロッパの小さな教会を思わせる。席数は1階50席、中2階20席の計70席。もともと、ピアノの巨匠イョルク・デームスさん来日時の公演場所のために建てられたという。1階にはイョルクさん寄贈のピアノ「ベーゼンドルファ」、中2階にはパイプオルガンに似た音色のクラシックオルガンが置かれている。

 当日、糸井真紀さんが、パッサカリア(ビーバー)、無伴奏バイオリンソナタ第1番(バッハ)、無伴奏バイオリンソナタ第1番(イザイ)、バイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番(ヴィヴァルディ)などを演奏するほか、ウィーン在住の作曲家・指揮者YUKI MORIMOTOさんも賛助出演。コンサート後には併設のサロンでお茶やケーキを提供し、出演者との歓談時間も設ける。

 同ホールのオーナー高江洲さんは「『無伴奏バイオリンソナタ第1番』はバッハの音楽を表現するために演奏場所を選ぶと言われている。今回、糸井さんには事前に当ホールで試し弾きした際の音響の良さに、『ここでなら表現できる』と演奏が実現した。音楽を堪能した後は、お茶とともに余韻を楽しんでいただければ」と話す。

 14時30分開場、15時開演。料金は、大人=3,500円、小人・学生=2500円。料金の50%を東日本大震災義援金として日本赤十字社へ寄付する。3回シリーズを予定しており、今後ホームページで案内していくという。

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