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世田谷・瀬田のギャラリーでコラージュ作品展 「アートと共に暮らす」テーマに

作品のイメージ

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 世田谷・瀬田の環八通り沿い「833ビルディング」(世田谷区瀬田4)1階にあるギャラリー&共有スペース「SALAD BOWL(サラダボウル)」(TEL 03-6411-7522)で11月14日から、「にしかわりょうた作品展 かたちと色の採集図鑑 増補版」が開かれる。

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 同ギャラリーは、同ビル2階に入居するデザイン事務所「LABORATORIAN(ラボラトリアン)」が企画と管理・運営を行う。「アメリカの多民族カルチャーを表す『サラダボウル』という言葉が持つ、それぞれの『得意』を集め、そこで新しい文化を築いていくという意味を込めて命名した」と話す代表でキュレーターの本田吉昌さん。月に1回ほどのペースで写真展やブックフェアー、イベントやワークショップを通じて「新しいことを学び、独自の表現を楽しみ、そして共有するスペース」と話す。

 「アートを家の中に取り入れることで毎日の生活が豊かになる」と本田さん。展示作品を選ぶ際は「家に取り入れたいアート作品であること」「生活を豊かにしてくれる作品であること」「購入できること」の3点を基準にし、企画展は「Get along with art(アートと共に暮らす)」をテーマに開催する。

 今回開催するのは、さまざまなものを貼り付けて仕上げる絵画技法「コラージュ」によって生み出した「偶然性と色彩遊び」の作品展。多くの素材は1960(昭和35)年以前の印刷物を選び、紙の質感から広がる世界観を描く。1977(昭和52)年生まれのにしかわりょうたさんが「きれいな石や落ち葉を拾い集めては並べて遊ぶかのように、即興で切り抜いた紙片を画面上に貼った」約120の平面作品を展示する。

 にしかわさんは「美術鑑賞というと何となく堅苦しい感じだが、造形芸術は全て、色かたちの集まり。そこに何が込められているかの違いがあるだけ」と作品について話し、「今回の展示は重たくもなければ難しくもない気軽な内容。散歩に出た足でふと立ち寄って、そこでもしお気に入りのかたちや色を見つけてもらえたならうれしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~20時。入場無料。11月22日まで。

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