食べる

用賀にピザのテークアウト専門店「佐野」-駄菓子屋感覚で200円から

江尻秀子店長と「ピザ・マルゲリータ」Lサイズ

江尻秀子店長と「ピザ・マルゲリータ」Lサイズ

  • 0

  •  

 用賀駅前通りに3月20日、ピザのテークアウト専門店「焼きたてPizza佐野」(世田谷区用賀2、TEL 03-6447-9345)がオープンした。

「焼きたてPizza佐野」

[広告]

 店主は、飲食サービスのイベントや新規開店のプロデュースを手掛ける「ピーテンプル」(中央区)の江尻仁社長で、実母の江尻秀子さん(64)が切り盛りする。前職を退職した秀子さんに「元気に働く場を作りたい」と、「親孝行のつもりで」開業を決めたという。店名の「佐野」はイタリア語で「健康的」を意味する「サノ」を当てたもの。

 店内には、500℃まで対応可能なナポリピザ専用の電気式石窯を置く。この窯を使って「表面がサクッ、内面はモチフワッ」(秀子さん)と焼き上がったピザを注文から約1分半で提供する。

 同店のコンセプトは「まちの駄菓子屋さん」。子どもたちが百円玉を握りしめ「好きなものをあれこれと選びながら楽しく買い物する」イメージに合わせ、低価格のメニューをそろえた。

 注文は「追加トッピング制」で、ピザ生地に自家製トマトソースとチーズを載せた「スタンダードピザ」(Sサイズ・直径15センチ=200円、Mサイズ・直径22センチ=500円、Lサイズ・直径30センチ=1,000円)に、バジル、オリーブ、明太子、生ハムなど12種類のトッピング(100円~)を追加できる。今後は季節に合わせたメニューも加える予定。

 開店から約1カ月、店前には夜遅くまで行列が見られる。「毎日楽しく生き生きと働いています」と笑顔で話す秀子さん。カウンターに飾られた開店を祝う鉢植えには「横浜DeNAベイスターズ」で活躍中の長男・江尻慎太郎選手の名前も。「なじみになったお客さんと話し込んでしまうことも多い」という。「オープンカウンターなので、おしゃべりがてらお越しいただければ」とも。

 営業時間は12時からで、ピザ生地が無くなり次第終了。電話注文も受け付ける(店頭渡しのみ)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース