祖師ヶ谷大蔵でシャドーボックス教室-パーツ重ね絵に立体感、無料体験も

シャドーボックスの作品と杉本先生

シャドーボックスの作品と杉本先生

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 祖師ヶ谷大蔵のドリーム・シャドー・アートスクール(世田谷区千歳台2、TEL 045-905-5730)で5月22日、「シャドーボックス無料体験レッスン」が開かれた。

講習風景

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 シャドーボックスは、絵柄のプリントのパーツをカットし、そのパーツを重ねて遠近感や立体感のある絵画に作り上げていくもの。深さがある額に入れて完成する。17世紀のヨーロッパでデコパージュとして始まって以降アメリカで流行した。小さいもので1~2カ月、大作になると1年かかるものもあるという。「みなさん楽しく作品作りをし、教室の活動だけに限らず友達の輪を広げている。実際に作ってみて、楽しさを知ってもらいたい」と主宰の杉本希代子さん。

 杉本さんのシャドーボックスとの出会いは、23年前のニューヨーク在住時。アントンペックの絵などで学び、帰国後教室を開いた。最近は西洋絵画のシャドーボックス化に力を入れ、マティスやボッティチェリなども手掛ける。絵に気持ちを入れ、作者が伝えたいことを立体的に表現する。「発祥は欧米だが、日本に入ってきてから独自の進化をしている。現在の日本のシャドーボックスを海外の方に知ってもらえるような活動をしていきたい」と話す。

 次回の無料体験レッスンは6月26日10時~12時。持ち物不要。額・紙代費用として3,000円。通常レッスンは、第1・3火曜(月2回)、10時~12時。スタンダードコース(初級・中級・上級、講師育成コース)、自分の好きな絵だけを選んで作ることができる趣味のコースがある。受講料は月2回で4,000円(材料費別)から。

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