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二子玉川に都市大・夢キャンパス 一般向け科学講座などで「知的好奇心の舞台」に

東京都市大学等々力中学校・高等学校「舞チア部」応援パフォーマンス(6月1日15時、二子玉川ライズ ガレリア)

東京都市大学等々力中学校・高等学校「舞チア部」応援パフォーマンス(6月1日15時、二子玉川ライズ ガレリア)

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 二子玉川ライズ・オフィス棟(世田谷区玉川2)に6月1日、東京都市大学(世田谷区玉堤)の新キャンパス「二子玉川夢キャンパス(夢キャン)」がオープンした。

開所式・テープカットの様子(6月1日14時)

 同大学は、学校法人五島育英会が1929(昭和4)年創立の「武蔵工業大学」と70年以上の伝統を持つ「東横学園女子短期大学」を2009年4月に統合して生まれた総合大学。世田谷、横浜、等々力、王禅寺キャンパスに6学部18学科を有し、約8000人が学ぶ。5つ目となる同キャンパスを再開発事業の完成でにぎわう二子玉川の駅から徒歩1分のビル8階に開いた。

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 同大学は現在、創立90周年(2019年)と創立100周年(2029年)に向けた中長期計画として「東京都市大学アクションプラン2030」に基づいた改革を進めており、「夢キャン」の開設は同プランの一環。同所では同校の教育研究活動をはじめ、子どもたちへ科学の楽しさを伝えるイベントや、地域や産業界が抱える課題を解決するための活動などを展開する。同校歌のタイトル「夢に翼を」をテーマに、同所へ集うさまざまな来場者が「夢を持ち寄り、夢を見つけ、その実現を支えるための拠点となること」を目指す。二子玉川は同大学グループ各校の中心に位置していることから、グループ各校との学校間連携も一層充実させる狙い。

 同キャンパスの施設面積は574平方メートル。多摩川や二子玉川駅を眼下に一望でき、壁や段差、敷居のない広々としたスペース内の家具や内装などのデザイン全般は同校建築学科の卒業生が手掛けた。同キャンパスのロゴの「夢」の文字には「無限大のループ」をあしらい、「誰もが参加でき、できることも無限大」を表現したという。

 エントランスには大画面のデジタルサイネージを設置し、さまざまなプロジェクトを来訪者と双方向に共有するコンテンツを放映する。スペース内には「気軽に利用できるフリースペース」を設け、Wi-Fi電源や3Dプリンター、各種資料など「ものつくりや実験に取り組める」設備で科学体験などのワークショップやイベントを実施する。「夢キャンコミュニケーションリーダー」も常駐し、「夢に取り組む」アドバイザーとして活動する。

 オープニングセレモニーで三木千壽(ちとし)学長は、二子玉川について「未来型サイバーシティーであり、英語が外国語でなくなる日本で最初の街になるだろう」と表し、理工系学部を有する同大学の技術によって「知的好奇心のプラットホームにしていきたい」と意気込みを示した。

 来賓の保坂展人世田谷区長は「二子玉川は、三軒茶屋、下北沢と並ぶ『広域生活・文化拠点』」と話し、「全国40の地方都市とのつながりや区内13の大学との交流などネットワークを生かし、行政と大学とのコラボレーションにより学術・文化・国際交流の場となっていただきたい」と期待を寄せた。

 同キャンパスではオープニング記念としてさまざまなイベントを開催中。中でも、包括提携を行っている日本科学未来館(江東区)による展示「地球を探る~Geo-Scopeで地球スケールの情報を探ろう!」(6月15日まで)では、タブレットを使用して国内外の科学者や研究機関から集めたさまざまな地球に関するデータへアクセスし、新たな側面を発見できる。そのほか、「ひかるカードを作ってみよう!」(同3日、14時~15時30分、対象=大人・女性)、「プログラミング体験ワークショップII」(同4日、16時~17時、対象=小学生)など。要申し込み。

 開館時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日=16時まで)。

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