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用賀のパン店2周年企画「子どもたちのゆめのパン」決定 期間限定で販売

店主の鈴木将之さんと受賞作品「あしあとパン」(左)と「はなあんパン」(右)

店主の鈴木将之さんと受賞作品「あしあとパン」(左)と「はなあんパン」(右)

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 陸上自衛隊用賀駐屯地近くのパン工房「カンパニオ」(世田谷区用賀3、TEL 03-3707-1455)で7月21日、開店2周年感謝企画で募集した「子どもたちのゆめのパン」の受賞作品を期間限定で販売する。

店内に掲示された応募作品

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 住宅街の中にある同店は、2013年5月に世田谷区若林のパン店で約10年修業をした鈴木将之さんが独立して開業した。店名の「カンパニオ(Campanio)」は英語の「companion」を意味するラテン語で、「安心で、家族で分け合えるようなパンを提供したい」との思いが込められている。

 今年5月に開店2周年を迎え、来店する多くの子どもたちの様子から「子どもたちにとってパン屋さんは夢の舞台」と実感した鈴木さん。感謝を込めて、「子どもたちが食べてみたいゆめのパン」を本当に作って販売しようと企画した。4月25日から店頭などでアイデアの募集を始めたところ、6月13日の締め切りまでに20作品が寄せられた。応募者は3歳から11歳で「常連の子どもからの応募が中心」という。

 「どの作品もカラフルでいろいろな味が込められていて、自分では思いつかないようなものだった」と鈴木さん。「ゆめのパン」として商品化されることに決まったのは、かくだてらさん(7歳)による「あしあとパン」(200円)と、やまだはなさん(5歳)による「はなあんパン」(同)。受賞の「決め手」は「子どもらしい、キャラクターのかわいらしさと製造可能であること」。粉の配合比率や成形、焼き方などが難しく、試作に苦心したという鈴木さん、「喜んでもらえたらうれしい」と話す。

 5本の足の指の中にカレー、あんこ、チョコが入った「あしあとパン」は7月21日~26日、花の形で花びらにあんとクリームが入った「はなあんパン」は7月26日~8月1日に販売する。

 営業時間は10時~18時。月曜、第1・第3日曜定休。

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