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玉川高島屋S・C で開業50周年記念デジタル展示 フォトスポットも

デジタル展示の様子

デジタル展示の様子

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 玉川高島屋S・C 開業50周年記念デジタル展示「二子玉川50年の歩み」が4月1日から、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)の本館1階グランパティオで開催されている。

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 高度経済成長期の1969(昭和44)年、のどかな田園風景が広がる二子玉川に、日本で初めての郊外型ショッピングセンターとしてオープン。人口の郊外流出、モータリゼーションといった時代背景を反映し、「ワンストップ・ショッピング」「大規模駐車場」「立地革命」をコンセプトに、ショッピングセンター時代のパイオニアとしてスタートし、二子玉川の街や時代の変遷とともに変化してきた同施設は、今年11月に開業50周年を迎える。これを機に、この50年間を振り返りながら、親と子、祖父母と孫などで、当時や今を共有し、同施設が家族の思い出の場所となるような体験をしてもらいたいという思いから展示を企画した。

 開業当時から現在までの変遷を写真を通じて楽しめる「デジタル展示」、開業当時の街中に入っていけるような感覚が楽しめる「タイムリープフォトスポット」などを用意。

 「デジタル展示」では、50年の歴史の中で撮影された写真を、大型タッチパネルサイネージを通じて紹介。屋上から大量のアドバルーンを揚げた開業日の写真をはじめ、会場に実際の厩舎(きゅうしゃ)を作り何トンもの砂を敷き開催した「競走馬即売会」、国道246号線バイパス開通の周辺風景など、歴史の歩みを記録した写真約150点を、当時の世の中の出来事と合わせて年代ごとに紹介。客が自身の歴史と重ね合わせて鑑賞できるように工夫した。

 「タイムリープフォトスポット」(土曜・日曜・祝日、12時~18時)では、開業当時のレトロ写真の中に入り込んで記念撮影ができる。

 期間中は、「ツイッターキャンペーン」「フェイスブックキャンペーン」も開催。公式アカウントで出題される、「開業当初」「1970年代」「1980年代」に関するクイズに正解した人に、抽選で賞品を進呈する。

 施設担当者は「多くのお客さまに支えられて50周年を迎えることができた。開業当時から現在まで、時代の歩みを感じられる写真とともに、当時の出来事を思い出しながら、家族で楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は10時~21時。5月21日まで。

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