子ども向けサマースクール「ニコタマサマーキッズラボ」が8月23日から、東京都市大学二子玉川夢キャンパス（世田谷区玉川2）で開かれる。主催は、東急、東京都市大学、東急キッズベースキャンプ。

　今年9月に創業100周年を迎える東急が、グループ傘下の理工系を軸とした「東京都市大学」、民間学童保育施設「キッズベースキャンプ」と連携。「次世代の子どもたちに新たな学びの機会を提供することにより、社会全体の豊かさに貢献する」ことを目的に実証イベントとして開催する。無料のワークショップのほか、有料で自主性や社会性など人間力や非認知能力を育むアクティブラーニングを取り入れたスクールを開く。

　ワークショップは、ドローン体験をはじめ、屋上庭園ツアー、コミュニケーション講座、サイエンスラボなど。スクールでは、プレゼン力育成講座や、ロボット製作、起業家体験、海の環境調査などで科学（Science）、技術（Technology）、工学（Engineering）、アート（Art）、数学（Mathematics）の5つの領域を統合的に学んでもらうSTEAM教育や探求学習などの機会を提供する。

　同社沿線生活創造事業部の田中麻美さんは「実証実験を通して、これからの時代にどのような『新たな学び』が求められているかを検証し、今後の事業につなげていきたい。さまざまな角度から子どもたちの好奇心をサポートしたいと考えているので、要望や意見を聞かせてもらえれば」と話す。

　対象者は小学生以下。8月28日まで。要申し込み。