瀬田・フラワーランドで「春の花まつり」-オープンカフェやバラの園芸講習など

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 世田谷・瀬田の「フラワーランド(正式名称=区立瀬田農業公園)」(世田谷区瀬田5、TEL 03-3707-7881)では5月12日・13日、「春の花まつり」を開催する。

昨年のオープンカフェの様子(芝生広場)

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 同園は1986(昭和61)年に「花のあるまちづくり活動の支援センター」として開園。園芸相談や園芸講習会、地域での花づくり活動の担い手となる人材育成教室などを開催し、約100人の卒業生で構成される「フラワーランド友の会」が中心となり園内の花壇などを管理している。

 「春の花まつり」は、世田谷トラストまちづくりと同「友の会」会員が主催し、同園「花づくり教室」の現講習生ら約60人が協力する。昨年までは地域の町会主催「フラワーランドの集い」と同時開催しオープンカフェとガイドツアーを行っていたが、今年は「初の試み」として全敷地を使って「バージョンアップ」したイベントにするという。同園園芸相談員の新宅康博さんは「バラを中心に春の草花がたくさんあるこの時期、園内を巡るだけでも十分に楽しめる大園芸市になる」と話す。

 内容は、園内で育てたハーブのお茶と焼き菓子を提供する「オープンカフェ」(10時30分~15時)、「園芸講習会」(「人と環境にやさしいバラづくり入門」=12日13時~14時30分、「丈夫な朝顔苗の育て方・仕立て方」=13日13時~14時30分)、「体験コーナー」(「ガーデンツアー」=12日11時30分~12時・14時~14時30分、「自分でつくる培養土とポット上げ」=12日11時~11時30分・13時30分~14時、「ミニブーケ作り」=13日11時30分~12時・14時~14時30分、「自分でつくる培養土とさし芽」=11時~11時30分・13時30分~14時)。

 正面入り口のログハウス前広場では、同園で育てた「余剰苗のチャリティー販売」(10時30分~15時、売り切れ次第終了)も。ハーブ類、ハコネサンショウバラなど実習の教材として使用した「市場ではあまり出回らない珍しい種類の苗」も多く取りそろえるという。同苗の売り上げは世田谷区の緑化活動に充てられる。

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