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「ほんとはゆるくない」用賀・よっきー、「ゆるキャラグランプリ」に初出場

出場を決めたよっきー

出場を決めたよっきー

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 世田谷・用賀商店街のマスコットキャラクターを務める「よっきー」が、9月17日に投票が始まった「ゆるキャラグランプリ2013」にエントリーした。よっきーは初出場。

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 2010年に始まった同グランプリは「ゆるキャラ(R)グランプリ実行委員会」が「地方から日本を元気に。ゆるキャラで町おこし」をテーマに開催。今年は「ゆるキャラで地域を元気に」「ゆるキャラで企業を元気に」「ゆるキャラでニッポンを元気に」の3本柱を掲げている。今年は1000を超えるキャラクターが出場登録している。

 2010年11月より用賀商店街の広報部長役を担うよっきーは、世田谷区から商業と観光振興を目的とする「特別住民票」第1号を受けており、「まちにウキウキとラッキーもたらすことで、いつか『福の神』の仲間に入れてもらうこと」を目標に活動中。6月には「僕たち、ほんとはゆるくないんだよ宣言」を提唱し、約2週間かけて小池エンタープライズ(世田谷区鎌田)が開発・製作したトラック型車両「シースルー アドカー」に搭乗し、都内を中心に総走行距離約1040キロを巡ってPRした。

 同街宣活動で「街に福をもたらすために働く『縁起者』は、本当は『ゆる』くない」ことを訴えたよっきーだが、今回のグランプリ出場の経緯について商店街理事の杉本浩一さんは「スタッフも含めて地域の多くの方々から出場を勧める声が強まったため」と話す。「1位になって表彰式では『ゆるキャラ』と呼ばれているけれど、僕たちの活動は決して『ゆる』くないよね、ということを全国に発信する機会にしたい」とも。

 今回の出場にあたってよっきーは「ぼくのおしごとは用賀商店街はもちろん、世田谷区のすてきなところをみんなに宣伝することです。みんなにぼくのことを知ってもらって、みんなからのたくさんの応援を力にしてがんばります」とコメントを寄せ、上位入賞への意欲を見せる。

 投票は同グランプリ公式ウェブサイトで登録したメールアドレス1つに付き1日1回まで可能。11月8日まで。表彰セレモニーは同24日、埼玉県羽生(はにゅう)市で開催される。

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