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二子玉に自転車店「サクラ」-スタイリッシュな「街乗り」電動自転車メーンに

「SAKULA 二子玉川店」入り口

「SAKULA 二子玉川店」入り口

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 二子玉川駅前の玉川通り沿いのビル「タマリバー246」1階に10月4日、自転車のセレクトショップ「SAKULA(サクラ)二子玉川店」(世田谷区玉川4、TEL 03-6411-7446)がオープンした。

同店「自転車職人」の皆さん(左から)土岐一平さん、藤井一毅さん、阿部哲明さん

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 同店を運営するのは「サクラ」(本社=京都市)。2006年に京都府向日市で1号店をオープンさせた同社は、「もっと身近に、価値ある自転車」をコンセプトに、製造工程から「選び抜いた」自転車の組み立てと販売、カスタマイズや修理のほか、商品開発も行う。現在、京都・東京・横浜に全16店舗を展開中で、2013年からはオンワードホールディングス(東京都中央区)の傘下に入り、「都市生活者のライフスタイルに広がりをみせる」自転車へファッション性を取り入れることを目指す。

 二子玉川店は「多摩川サイクリングロード」(多摩サイ)と呼ばれる旧穴守稲荷鳥居前(羽田空港付近)から羽村取水せき(羽村市)まで続く多摩川沿いの道の中間点に位置し、スポーツサイクル専門店の出店が多くサイクリング愛好家も多い地域。同社の土岐一平さんは「二子玉川はサイクリングロード以外にも自転車で走りやすい道が多く、『街乗り』自転車を生活の中に取り入れやすい環境が整っている」と話し、洋服やライフスタイルにもこだわりのある人がたくさん集まる街で「私たちのコンセプトを受け入れてもらいやすい場所だと感じた」と出店の経緯を明かす。

 店舗面積は約50坪で、内装は木材や観葉植物を使い「二子玉川の豊かな自然」に溶け込むイメージに仕上げた。商品は「街乗り」タイプを中心に、スポーツタイプまで幅広く扱う。土岐さんは同店の特徴について「子育て世代が多い地域なので、電動アシスト付きや子ども用を他店に比べて多めに並べている」と話す。

 自転車の商品構成比は電動アシスト付き4、キッズ・ジュニア3、その他3。同社オリジナル「SAKULA」シリーズや国産にこだわった自転車も置く。ほかにかごやグリップ、ペダル、タイヤ、鍵、ヘルメットなどのアクセサリー類もそろえる。

 同店のスタッフは全員が販売や各種の修理作業に応対できる「自転車職人」。カスタマイズの相談は同店購入以外のメーカーのものでも応じ、空気入れ(無料)や修理、メンテナンスのサービスも行う。「どんなことでもまずは気軽に相談してほしい」と土岐さん。

 営業時間は11時~21時。

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