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桜新町に「ピッツェリア チーロ」-「客と会話を楽しむ」ナポリスタイル再現

店長の高山徹さん

店長の高山徹さん

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 桜新町のサザエさん通りのビル1階に10月20日、「PIZZERIA CIRO(ピッツェリア チーロ) 桜新町店」(世田谷区桜新町1、TEL 03-5450-0301)がオープンする。

「PIZZERIA CIRO」外観

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 経営は三創産業(本社=千代田区)。オフィス街を中心にレストランやカフェの経営を手掛ける同社は、これまでとは異なる住宅街が近い駅前への出店で地域密着型の店舗を目指し、2010年、東中野に1号店をオープン。ナポリで修業した「ピッツァイオーロ(ピザ職人)」が小麦粉、酵母、塩、水で練る生地を、手だけを使って伸ばし、まき窯の床面でじか火焼きするナポリピッツァを「早い・安い・そして何よりおいしいをポリシー」に提供してきた。2号店となる桜新町店は、同社の世田谷区初進出となる。

 桜新町について、店長の高山徹さんは「地域の関わりが深く、とても温かい街。私たちの考える『地域に溶け込む店づくり』が実現できると感じた」と出店の決め手を明かす。

 店舗面積は約17坪、席数はテーブル席22席。ドーム型の赤いまき窯は、ピッツァイオーロでもある高山さんが日本各地のイタリア製まき窯を備える店を食べ歩いて選んだという、ナポリで製造するステファノ・フェラーラ社製。この窯を用いることで、400度~440度の高温で約1分半という短時間で焼き上げることができ、「外はパリッと中はモチモチした食感」になるという。バンコ(ピッツァの作業台)を店舗出入り口近くに配置することで、「調理中にお客さんとの間で常に『会話のキャッチボール』をするのがナポリでは当たり前」という光景の再現を目指す。

 メニューはピッツァ31種類をメーンに、前菜15種、サラダ4種、盛り合わせ4種を用意する。ピッツァは自家製のソーセージ「サルシッチャ」を使った「サルシッチャ エ フリアリエッリ」(フリアリエッリ=青菜、1,297円)、辛口ナポリサラミやにんにくを使った「カラブレーゼ」(1,436円)など。直径は約28センチで、ナイフとフォークで食べる「ナポリスタイル」で提供する。飲料は「ピッツァによく合う」というイタリアのビール「モレッティ」(330ミリリットル、741円)、スパークリングワイン「ポンペイアーノ」(赤・白、各750ミリリットル、2,686円)などを用意する。

 平日のランチタイムには好みのピッツァにドリンクやサラダ、前菜などが選べるセットメニューを提供。テークアウトの注文にも応じる。

 営業時間は、平日=11時30分~15時・17時~23時、土曜=11時30分~23時、日曜・祝日=11時30分~22時30分。

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