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用賀にドーナツ店「VENUTS」 ビーガンという選択肢知るきっかけに

「VENUTS」店内の様子

「VENUTS」店内の様子

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 ビーガンドーナツ店「VENUTS(ヴィーナッツ)」(世田谷区用賀3)が水道みち沿いにオープンして1カ月がたった。

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 原宿でヘアサロンを運営する「Whyte」(渋谷区)が運営する。「美容と食からビーガンを広めたい」と、ヘアサロンに併設したカフェでビーガンサンドイッチを提供してきた。2022年には、「誰でもおいしく楽しく」をコンセプトに、植物性の食材のみを使ったノンフライドーナツを提供する「VENUTS」を立ち上げ、店頭で販売するほか、展示会や飲食店などにも卸している。事業の拡大に伴いキッチンが手狭になってきたことから、用賀店を本店に位置付けドーナツ専門店として新たにオープンした。

 店舗面積は約13坪。グリーンやベンチを配置し、ダスティピンクを基調にした店内のインテリアは、西海岸にあるポップな店をイメージした。

 店内で焼き上げるドーナツは、ココアとチョコレートチップを練り込んだ生地にカカオニブとストロベリーダイスをトッピングする「ダブルチョコレート」、生地とグレーズ、トッピングにストロベリーを使った「トリプルストロベリー」、自家製の粒あんを使った「あずき抹茶」、シナモンとアップルダイスを混ぜ込んだ「アップルシナモン」、アールグレーの茶葉を練り込んだ「ミルクティー」など。「ココナッツチェリー」「キャラメルバナナ」(以上400円)と合わせ定番7種類のほか、シーズナルメニュー(550円)1種類も用意する。

 ドリンクは、用賀のウッドベリー コーヒーの豆を使いハンドドリップでいれるオリジナルブレンドの「コーヒー」、ソイミルクかオーツミルクを選べる「カフェオレ」(以上550円)、自家製の「レモネード」(400円)などを用意する。

 今後は、店舗限定やグルテンフリーのメニュー、犬用のフードなども提供していきたいという。

 同店運営責任者の浜本忠勝さんは「長く愛されるブランドに育てていきたい。ビーガンの人もそうでない人も、まずは甘くておいしいドーナツを食べてほしい。ビーガンという選択肢を知るきかっけになれば」と話す。

 営業時間は11時~19時。

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