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世田谷・瀬田の住宅街にビンテージアクセサリー工房「ピンクプードル」

店主のアクセサリー作家・丸山みのりさん(店内)

店主のアクセサリー作家・丸山みのりさん(店内)

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 世田谷・瀬田の住宅街にあるアパート1階に11月14日、アメリカやヨーロッパのビンテージパーツを使ったハンドメードアクセサリーのアトリエ&ショップ「Pink Poodle(ピンクプードル)」(世田谷区瀬田5)がオープンする。

店主のアクセサリー作家・丸山みのりさん(同店入り口前)

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 生まれも育ちも瀬田、というアクセサリー作家の丸山みのりさん(34)が立ち上げた同ブランド。母親が自由が丘で雑貨店「Country Spice」を経営していたことから、幼少時からアメリカやヨーロッパ各地のアンティークモールや蚤(のみ)の市への買い付けに同行。その経験で培われたセンスを生かし、2007年よりハンドメードアクセサリーの制作を始めた。2010年ごろからは二子玉川のハンドメード雑貨店や商店街が主催するアートイベントのほか、オンラインショップでの販売を展開。現在は主に首都圏のイベントへ出展し販売している。

 同ブランドの特徴は、アメリカやヨーロッパの蚤の市などで見つけたビンテージパーツやアンティークレース、天然石、アートフラワーなどを用いた「世界で一つだけのハンドメードアクセサリー」。丸山さんは「主に30代以上の女性のお客さまが多い」と明かす。硬質な金属パーツやカラフルなスカル(どくろ)に柔らかな動きのある年代物のベルベット布などを組み合わせた独自の感性が「Sweet&Hard」として話題を呼び、「もっとじっくり実際に手に取って見てみたい」というカスタマーの要望に応える形で、拠点となるアトリエを兼ねたショップを開くことを決めた。

 環八通りを少し入った閑静な住宅街にあるアパート1階の2室を使う。12畳(約7坪)の店内は「家族総動員でペンキを塗った」という緑色の壁とシックな木床の空間。四方に棚を置き、作品を所狭しと並べ「ちょっとあやしい占いの館のような仕上がり(笑)」。通りから店入り口のテラス窓へ直接入ることができるように敷地内のブロックを崩し、木戸を設けた。駐車場2台分のスペースも用意する。

 商品は「リボンコラージュ」「ロゼッタブローチ」のほかピアス、ネックレスなどのアクセサリーが中心で、価格帯は1,500円~1万円。5,000円台のものが多いという。オーダーメードも行っていることから、これからは「作り手がお客さまと静かにやり取りでき、話し合いながらじっくり選んでもらえる」と丸山さん。「展示で不在のことも多い」ため、開店は不定期。「フェイスブックで開店情報を確認いただくか、事前に来店をお問い合わせいただければ」と話す。今後、「リアルショップならではの特別セールなども開催したい」とも。

 オープン記念期間(11月14日~17日)の営業時間は10時~18時。

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